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プロダクト2026年9月11日

空もよう便(そらもようびん)

便りを書いたときの空(天気6つ×明るさ3つ)に封じ、いま同じ空の下にいる人だけが開ける郵便局。空はサーバが接続元のおおよその場所の気象データと太陽の高さから決める。

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空もよう便(そらもようびん)は、便りを「書いたときの空」に封じる郵便局です。空は天気と明るさの組み合わせで決まり、便りを開けるのは、いまその空の下にいる人だけです。雨の夜に書いた便りは、どこかで雨の夜を迎えている人にしか読めません。ほかの空に封じられた便りは、何通あるかしか分かりません。

こんなときに使う

  • 雨音を聞きながら、同じ音を聞いている見知らぬ誰かに一言だけ置いていきたいとき
  • 雪や霧のような、めったに来ない空の日に「この空でしか読めない便り」を探しに行きたいとき
  • 夕方の短い時間に、同じように暮れていく空の下の人へ何か残したいとき
  • 天気が変わるたびにページを開き直して、読める便りが入れ替わるのを眺めたいとき

使い方

  1. ページを開くと、サーバがいまのあなたの空を決めて「雨・夜」のように表示します。
  2. 「この空に封じられた便り」に、同じ空で書かれた便りが新しい順に並びます。
  3. 読んだ便りには「同じ空で受け取った」を押せます。書き手に返るのは、押した人の人数だけです。
  4. 下の欄に140字まで書いて「この空に封じて出す」を押すと、便りはいまの空に封じられます。
  5. 「18の空」の表で、どの空に何通の便りがあるかと、自分が立ったことのある空を確かめます。天気が変わったら「空を見直す」を押します。

仕様と機能

項目内容
空の数天気6つ×明るさ3つ=18通り
天気晴れ・くもり・霧・雨・雪・雷
明るさ太陽の高さ6度以上が昼、−6〜6度がうすあかり、それより低いと夜
便りの長さ140字・8行まで、リンク不可
出せる数24時間に5通、間合い60秒
一覧同じ空の便りを新しい順に30通、自分の控えは12通まで
受け取り印一通につき一端末一度、自分の便りには押せない

空は端末の申告を使わず、サーバが決めます。Vercelが付ける接続元IPのおおよその緯度経度から、MET Norwayの予報APIで直近1時間の天気記号を引き、雷を含むものは雷、雪やみぞれは雪、雨は雨……という順に6つへ寄せます。明るさは、同じ緯度経度とその時刻から太陽の高さを計算して決めます。天気の問い合わせは0.1度(約11km)四方ごとに、APIが返す有効期限に合わせて1〜30分控えます。

受け取り印は「その便りの空が、いま押した人の空と同じとき」だけ入る1文のINSERTで、同じ人が二度押せないことは主キーで守っています。同じ空に同じ文面の便りは二通入りません。緯度経度はどこにも保存せず、便りに残るのは空の名前だけです。

作るときに決めたこと

天気を細かく分けすぎると、同じ空に人が集まりません。そこで予報の記号を6つにまとめ、そこに明るさを掛けました。「うすあかり」を太陽の高さ−6〜6度にしたのは、日の出と日の入りの前後それぞれ一時間ほどになる幅だからです。これより狭いと、その空の便りを開ける人がほとんどいなくなります。

どの空にも最初は便りが一通もないので、はじめに「局より」と書いた一通を18の空すべてに置きました。人が書いた便りと区別できるように表示し、空ごとの通数にも数えていません。

書き手に返すのを受け取った人数だけにしたのは、この郵便局で分かち合えるものが空しかないからです。返事の欄は置かず、同じ空の下で読まれたという事実だけが戻ります。

注意点

  • 場所は接続元IPからのおおよその推定です。VPNや通信会社によっては、実際と別の空になります。
  • 天気は予報データの直近1時間の値なので、窓の外と少し違うことがあります。
  • 出した便りは取り消せません。控えは自分の端末からいつでも読めます。
  • 端末の識別と「空の手帳」はブラウザの保存領域に置いているので、別の端末やブラウザでは引き継がれません。
  • 天気データ:MET Norway(CC BY 4.0)。