文字市場(もじいちば)
文字そのものに相場がついた共有の一言掲示板。使われた字は使われた回数だけ値上がりし、使われなかった字は1ずつ値下がりする。持ち金は1回60ポイント・24字までなので、みんなが使う字ほど高騰して事実上使えなくなり、書ける言葉はまだ誰も使っていない字のほうへ追いやられていく。
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「文字市場(もじいちば)」は、文字そのものに値段がついた共有の一言掲示板です。ひらがなも漢字も記号も1字ずつ相場を持っていて、誰かが投稿に使った字はその回数だけ値上がりし、その投稿で使われなかった字は1ずつ値下がりします。持ち金は1回60ポイント、字数は24字まで。だから「の」「い」のようにみんなが使う字ほど高騰して事実上買えなくなり、書ける言葉はだんだん、まだ誰も使っていない字のほうへ追いやられていきます。特定の字を使わずに書く言葉遊び(リポグラム)は縛りが最初から決まっていますが、ここでは避けるべき字が他の人の投稿によって刻々と入れ替わっていきます。
こんなときに使う
- 言い換えを探すのが好きな人が、制限時間なしで頭をひねりたいとき
- 「安く書ける言いまわし」を競う、ちょっとした一発ネタを置きたいとき
- どの字がよく使われるのかを、統計ではなく相場の動きとして眺めたいとき
- 名前もログインもいらない場所に、一言だけ残しておきたいとき
使い方
- 入力欄に一言を書きます。1字ずつの値段が入力欄の下にカードで並び、高い字ほど色が濃くなります。
- 合計が60ポイントを超えていないか、バーで確かめます。超えていると「買う」は押せません。
- 高すぎる字があったら、同じ意味の別の言いまわしに変えて値段を下げます。ここがこのサービスの遊びどころです。
- 「買う」を押すと一言が市場に並び、同時に相場が動きます。使った字は値上がり、使わなかった字は値下がりします。
- 「いま高い字」で今の相場を眺め、次の一言の作戦を立てます。
仕様と機能
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 1回の持ち金 | 60ポイント |
| 字数の上限 | 24字 |
| 誰も使っていない字の値段 | 1ポイント |
| 値段の上限 | 99ポイント |
| 値上がり幅 | その投稿で使われた回数ぶん |
| 値下がり幅 | 使われなかった字が1ポイント |
| 続けて買える間隔 | 20秒に1回 |
| 相場ボードの表示数 | 高い順に28字 |
| 一言の表示件数 | 新しい順に20件 |
| 高値の一言 | 上位5件 |
値段は「1 + その字の熱」で決まり、熱は買い物のたびに動きます。値上げの対象はその投稿で使われた字、値下げの対象はそれ以外の値がついている字なので、両者は必ず食い違います。投稿の追加・値上げ・値下げは1文のSQL(CTE)にまとめてあり、途中で他の人の買い物が割り込んでも「一言だけ入って相場が動いていない」状態は残りません。画面は見えているあいだ30秒ごとに読み直すので、書いている最中にも相場は動きます。空白と改行は使えません。1字ずつ値段をつける以上、数えかたを曖昧にしたくなかったためです。
作るときに決めたこと
持ち金60ポイントと24字は、何度か試して決めました。誰も使っていない字は1ポイントなので、全部が安い字なら24字を書ききってもまだ36ポイント余ります。つまり「高い字を数文字だけ贅沢に使う」か「安い字ばかりで長く書く」かを選べる幅がある、という配分です。予算をこれ以上増やすと相場を無視できてしまい、減らすと言葉になりません。
値下がりを「1ポイントずつ」の定額にしたのは、説明を一行で終わらせたかったからです。割合で下げると計算は綺麗ですが、相場が今どちらへ動くのかを暗算できなくなります。使われた字は上がり、使われなかった字は下がる。それだけなら、ボードを見た瞬間に次の一手が思いつきます。上限を99ポイントにしたのも同じ理由で、値段が青天井だと一度高騰した字が二度と戻らず、盤面が固まってしまいます。
同じ字を1回の買い物で二度動かさないことは、SQLの書き方で担保しました。値上げはON CONFLICTでの加算、値下げは使われなかった字だけを狙ったUPDATEで、対象の行が重ならないので、順番を気にせず1文で済みます。
注意点
- 相場は他の人の買い物でも動きます。書いている途中に値上がりして予算を超えた場合は買えず、そのときの値段が表示されます。
- 名前は聞きません。表示される「客#xxxx」は、端末に保存した合言葉から作った番号です。合言葉を消すと別人として扱われます。
- 書いた一言は誰でも読めます。個人情報や連絡先は書かないでください。
- 濫用対策として、同じ回線からの書き込みは1分あたり12回までに制限しています。