← トップ
プロダクト2026年7月28日

一読図書館

本文を読めるのは世界でたったひとり。誰かが開封した瞬間に本文はデータベースから削除され、あとに残るのは、その人が書いた80字の証言だけ。証言を残さず去れば失伝として永久に失われます。

アプリを試す

別タブで開く ↗

ユーザーが投稿した外部アプリを埋め込み表示しています。表示されない場合は「別タブで開く」からご利用ください。

本文を読めるのが世界でたったひとりだけ、という図書館です。棚に並ぶのは見出しと字数だけで、本文は封じられています。誰かが「開封」した瞬間に本文はデータベースから削除され、開封した本人にだけ一度表示されます。読んだ人は15分以内に80字の「証言」を残す義務があり、以後その文について世界に残るのは、誰にも確かめようのないその一文だけになります。

こんなときに使う

  • 誰にも言っていない話を、消える前提でひとりだけに読ませたいとき
  • 自分の書いた文章が、他人の記憶を通るとどう変形するのかを見たいとき
  • 読み捨てのメモではなく、「読む権利を奪い合う」形の場所を体験したいとき
  • 原文が残らない伝聞だけが積み上がる棚を、そのまま眺めたいとき

使い方

  1. 「文を納める」で見出し(24字まで)と本文(300字まで)を書き、「封をして棚に置く」を押します。この時点で、あなた自身も本文を二度と読めません。
  2. 棚に並んだ「封」の文から、他人が納めたものを選び「開封する」を押します。確認のうえ「封を切る」で本文が表示されます。
  3. 本文が読めるのはその画面一度きりです。同時に15分の刻限が始まります。
  4. 読み終えたら80字以内で証言を書き、「証言を残す」を押します。
  5. 刻限を過ぎるか、何も残さずに去ると「失伝」になります。内容を知る唯一の人間が黙ったまま、その文は永久に失われます。

仕様と機能

項目上限・条件
見出し1〜24字(棚に公開される)
本文1〜300字(ひとりだけが読む)
証言1〜80字
証言の猶予開封から15分
棚の表示件数最新80件
1時間あたり納入5通・開封5通まで

棚の各行は「封」「いま読まれている」「証言あり」「失伝」の4状態のいずれかで表示され、絞り込みもできます。自分が納めた文は自分では開けません。ページ下部の「あなたが納めた文の行方」には、自分の本文が他人の証言としてどう言い換えられたかだけが並びます。

開封の処理は、SELECT ... FOR UPDATE SKIP LOCKED を含む1文のCTEで、本文をNULLに更新しつつ消える直前の本文を返しています。同時に何人が同じ文を押しても、行を掴めるのは1人だけで、残りは409で弾かれます。読者が必ずひとりに収束するのは、この1文が保証しています。

作るときに決めたこと

「読んだら消える」だけなら既存のメモ共有ツールと同じです。この場所の中心は、消えた後に何が残るかのほうにあります。だから証言を任意ではなく義務にし、書かずに去った場合を「失伝」として棚に明示することにしました。空欄が残るのではなく、「誰かが読んで、何も語らなかった」という事実が記録されます。

証言を80字にしたのは、300字の本文を要約しきれない長さだからです。要約できてしまうと原文の代替物になり、失われた感じがしません。80字だと必ず何かを捨てることになり、残った一文は読者の解釈そのものになります。猶予15分も同じ理由で、読み返せない状態で記憶から書くには短く、しかし一文をひねり出すには足りる長さとして選びました。

読みかけの状態は端末のlocalStorageにも保存し、誤ってリロードしても15分以内なら証言画面に戻れるようにしています。同時に、読みかけのままページを離れようとすると確認ダイアログを出します。本文はもうサーバにないので、ここで閉じられると誰にも復元できないためです。

注意点

  • 開封された本文はデータベースから削除され、運営にも復元できません。
  • 納めた文は取り消せません。個人が特定される内容や、公序良俗に反する内容は書かないでください。
  • 合言葉(あなたの識別子)は端末のlocalStorageにだけ保存されます。認証ではないので、ブラウザを変えると別人として扱われます。