わりきれぬ畑
2〜360の数がならんだ世界にひとつの畑。数をひとつ名乗ると、その倍数と約数がぜんぶ焼けて誰も名乗れなくなる。残った住人は必ず「互いに割り切れない数」の集まりになり、空きが尽きると代が閉じて次の代が開く。
アプリを試す
別タブで開く ↗ユーザーが投稿した外部アプリを埋め込み表示しています。表示されない場合は「別タブで開く」からご利用ください。
「わりきれぬ畑」は、1〜360の数がならんだ世界にひとつの畑を、通りすがりの全員で埋めていく共有の遊び場です。できることは「まだ空いている数をひとつ名乗る」ことだけ。名乗った瞬間、その数の倍数と約数は畑ごと焼け落ちて、二度と誰も名乗れなくなります。だから畑に残った住人は、誰も相談していないのに必ず「互いに割り切れない数の集まり」になります。2を名乗れば偶数が一撃で消え、181より大きい数はほとんど何も焼かずに座れる——早く来た人ほど大きな破壊力を持ち、遅く来た人ほど「誰の倍数でも約数でもない細い数」を探すことになります。
こんなときに使う
- 約数・倍数の関係が、盤の上でどう広がるのかを目で見たいとき
- 見ず知らずの誰かと、同じ盤をゆっくり埋める非同期の遊びがしたいとき
- 「自分の一手が何を壊すか」が事前に見える意思決定を体験したいとき
- ひまつぶしに、1タップだけ世界に痕跡を残したいとき
使い方
- 畑の中から、白い(=空いている)区画をひとつ押します。
- その数を名乗ったときに焼ける区画が、畑の上に橙色で浮かびます。18列ならびなので、倍数はきれいな縞や斜めの列になって見えます。
- 焼く数を確かめてから「◯◯を名乗る」を押すと、その区画があなたの住人になり、関係する区画が焼けます。
- 焼け跡を押すと「358は179に焼かれた」のように、どの数に焼かれたかを辿れます。住人を押せば、何手目に名乗られ、何区画を焼いたかが出ます。
仕様と機能
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 畑の広さ | 1〜360(名乗れるのは2〜360の359区画) |
| ならび | 18列×20行 |
| 焼ける範囲 | 名乗った数の約数すべてと、360までの倍数すべて |
| 理論上の最大住人数 | 180人(181〜360を全部とった場合) |
| ひとりの持ち枠 | 1代につき5区画/24時間で15区画 |
| 連続で名乗る間隔 | 40秒 |
| 一手帳 | 直近30手 |
| 遺跡 | 直近12代 |
1はすべての数を割り切るので、名乗れば畑が丸ごと焼けてしまいます。そのため1だけは最初から誰も名乗れない区画にしてあります。空きがひとつも無くなるとその代は閉じ、住人の数・焼け跡の数・最後の一手を遺跡に残して、まっさらな次の代が開きます。
作るときに決めたこと
畑の状態は、テーブルをひとつだけ使って表しています。1区画=1行で、行が無い区画だけが「空き」。名乗りは1文のCTEで、まず自分の区画を主キー(代,数)頼みで1行入れ、それが入ったときだけ関係する区画をON CONFLICT DO NOTHINGで焼きます。割り切りの関係は対称なので、同時に比べられる2つの数が名乗られても、必ず片方が相手の区画で弾かれるか、互いの区画を取り合って倒れます。つまり「互いに割り切れない」という性質は、追加の検査を一行も書かずに、主キーだけで守られています。
広さを360にしたのは、18列にならべたときに2・3・4・5・6・9の倍数がどれも素直な縞になり、焼け跡の形が数の性質そのものに見えるからです。もっと狭いと一手で畑が終わってしまい、もっと広いとスマホで数字が読めなくなりました。
焼け跡は「最初に焼いた数」の名義のまま残し、あとから来た一手で上書きしません。おかげで跡地は早い者の記録になり、一手帳に出る「何区画を焼いたか」も、その一手が新しく焼いた分だけを正しく数えられます。
注意点
- 住人は減りません。取り消しも引っ越しもできず、畑は一方向にだけ埋まっていきます。
- 名前は保存しません。同じ人かどうかの判定は、ブラウザに置いた合言葉をハッシュにしたものだけで行っています。
- 誰かが小さい数を名乗ると、あなたが狙っていた区画がまとめて焼けることがあります。それも含めてこの畑の遊びです。